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トピックス

乳幼児の予防接種

スケジュール

ここ数年、ワクチンの種類が増えスケジュールが複雑になり、『どの時期に』『どのワクチンを』『どの順番で接種するのか』、悩まれることが多いと思います。接種しなければならない時期を逃さないように同時接種を含め、ご家族の予定とあわせてご相談させていただきます。

 

 

同時接種について

同時接種とは1度の来院で2種類以上の接種を行うことです。同時接種は世界中で標準的な接種方法として20年ほど前から実施されています。

同時接種のメリットとしては、多くの疾患に対する免疫をより早く持つことができます。特に乳児前半では、ロタウイル ス、ヒブ、肺炎球菌、DPTなど大切なワクチンが多くあります。その病気にいつかかるかは誰にも予想できないため、同時接種は早期に多くの免疫を獲得する ためには合理的な方法です。また、予防接種のために来院回数が減ることで、病院内での感染の機会を減らすことができます。

健康被害に関しては、同時接種したためにリスクが増えることはありませんし、接種すべきその病気に感染する可能性よりも極めて稀な発症率である健康被害を気にするあまり、本来接種すべき時期から遅れてしまっては、予防接種の意義が薄れてしまいます。

第一東和会病院 小児科では同時接種を勧めていますが、ご家族と相談の上で行います。
 

ロタウイルスワクチン

乳幼児の重症胃腸炎の主な原因としてロタウイルスがあります。ロタウイルスは、激しい嘔吐、下痢、高熱を引き起こし、ひどい脱水や意識消失、けいれんなどの 重い症状がでやすいことが知られています。現在のところ、ロタウイルスに対する治療薬(抗ウイルス薬)はなく、予防することしか守る手段がありません。

ロタリックスは、このロタウイルスを予防することができる経口ワクチンで、世界では120カ国以上がすでに承認、販売されており、日本では2011年11月より販売が始まっています。第一東和会病院 小児科でも2012年6月12日より接種できるようになりました。

接種期間は生後6週から生後24週までで、この期間に2回行います。特に1回目は生後14週6日までに接種するようにしてください。

ただ、この時期は三種混合、BCG、ヒブワクチン、肺炎球菌、ポリオなど他のワクチンも接種しなければならないので、 スケジュールを組むのが困難になることがあります。第一東和会病院 小児科では小児科学会が推奨しているように、このロタリックスの単独接種だけではなく、ヒブワクチンや肺炎球菌などと同時接種も行います。

スケジュールについては医師にご相談ください。
>>>日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュールはこちら

 

水痘ワクチン定期接種化について

平成26年10月1日より、水痘ワクチンが公費負担となり定期接種になります。
詳しくは厚生労働省のHP
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/varicella/
をご覧ください。
 

対象

生後12ヶ月から生後36ヶ月に至るまでの間にある方(1歳の誕生日の前日から3歳の誕生日の前日までの方)。
 
※ただし、平成26年度に限り(平成26年10月1日から平成27年3月31日まで)、生後36ヶ月に至った日の翌日から生後60ヶ月に至るまでの間にある方(3歳の誕生日当日から5歳の誕生日の前日までの方)も定期接種の対象となります。
 

回数

生後12ヶ月から生後36ヶ月までの方は2回接種となります(今まで水痘に罹患したことのない方)。
1回目の接種は標準的には生後12ヶ月から生後15ヶ月までの間。
2回目の接種は、1回目の接種から3月以上経過してからで、標準的には1回目接種後6ヶ月から12ヶ月まで経過した時期。
 
※生後36ヶ月に至った日の翌日から生後60ヶ月に至るまでの間にある方は1回接種。
ただし、今まで水痘の罹患かかったことがある方、任意で一回でも水痘ワクチンを接種したことがある方は、公費での接種はできません。
 

特例

長期療養をしていた方や、2回接種した場合でも接種間隔の短い方などは接種可能となることがありますので、詳しくは小児科医師にご相談ください。