1&2.コレステロール系のとがった胆石
3.割れた胆石
4.直径25mmの胆石
5.1,643個の小さな胆石
内視鏡外科手術で変わった胆石手術
胆汁の存在する肝内、胆管、胆嚢に発生します。 特に胆嚢では胆汁が濃縮されて貯蔵されるために、胆石が出来やすくなります。 |
胆石による症状
胆石による症状は様々。
代表的な症状は、みぞおちの痛みや右のわきばらの痛みで、胆石が胆嚢から出ようとする時に、尿管結石と同様に疝痛(せんつう)といわれている激しい腹痛に襲われ、七転八倒の苦しみを経験することもあり、救急車で病院へ駆け込んでこられる方も多く見られます。
手術は炎症がなく、元気なうちに!!
これまでの胆石手術は、お腹を大きく切る開腹手術のために、術後の回復期間や腸の癒着による痛み、腸閉塞による再手術などのデメリットがありました。それゆえに何らかの症状がある時にのみ、手術を勧めていました。「胆石は症状がなければ手術せずに様子をみましょう」という医師の説明も、ごく当たり前のことだったのです。
しかし内視鏡外科手術法が開発されて、胆石手術の考え方が一変しました。癒着がほとんど起こらず、術後の痛みも少なく、1〜2泊で退院して元の生活に戻れるようになったからです。
このことからも、痛みなどの症状がない胆石症の人にも“手術を受ける”ことをお勧めしています。
胆石はページ上の写真のように人によって様々です。無症状の胆石でもいわゆる不発弾を持っているのと同じことです。
一旦、爆発する(石が暴れだす)と、大手術で長期入院が必要になることや、命の危険にさらされることもあります。10年間無症状だった胆石が、今晩にでも暴れだす可能性は十分考えられるのです。
体力がある元気なうちに、内視鏡外科手術を受けるということは、不発弾を完全に処理し、胆石のストレスから開放されるだけではありません。症状のない時の胆嚢は炎症がほとんどないため、手術が安全で容易に行えるのです。簡単な症例は1時間以内の手術ですみますが、高度胆嚢炎をきたした症例では3〜5時間におよぶこともあります。
胆石症を開腹手術と内視鏡外科手術で行った場合の比較
開腹手術(左)と内視鏡外科手術(右)の手術あと
大きく太いミミズがはっているようなキズあとが残るのに対し、内視鏡外科手術ではキズあとがほとんどわかりません。
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最新情報
小さな傷をより少なくする内視鏡外科手術 SILSを開始!!
第一東和会病院 内視鏡外科センターでは単孔式腹腔鏡下胆嚢摘出術(SILS)を開始しました。
従来の腹腔鏡下胆嚢摘出術は、4カ所の傷でしたが、最近、へそ部分1カ所の手術あとしか残らない方法が取り入れられています。第一東和会病院でも、より患者様の苦痛を軽減すべく、本法を取り入れています。
現在のところ手術の安全性を考慮し、ハイブリッドSILS(2孔式)にて施行しています。
詳しくは外来にきていただくか、地域連携室のEメールでお問合せください。
SILSとはSingle Incision Laparoscopic Surgeryの略で単項式腹腔鏡下手術のこと。シルスと読みます。
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胆石とは脂肪分の消化を助けるために肝臓で生成された胆汁中の成分が溶けきれず、石のように固まったものをいいます。