平成30年7月開催の家族介護教室通信です。
2018/07/24 (火)
日本は世界でもトップクラスの超高齢化社会を迎えています。高齢者、特に後期高齢者の人数はどんどん増え続けています。団塊の世代が75歳の後期高齢者になる『2025年問題』が現実に差し迫ってきています。「在宅介護」を続けているご家族が高齢者となる「老々介護」も、また大きな社会問題となりつつあります。
介護が必要になった際、相談する先がわからず、介護の問題を抱え込んでしまう方も多くおられるようです。
今回、当館の介護福祉士が講師となり、『介護技術についての勉強会』を開催しました。脳梗塞で右手、右足に麻痺が残った夫の介護をする際、衣服はどうやって脱がすのか?車椅子に乗り移りをする際の介護の注意点は?介護者が力任せに抱き抱える事で腰を痛められてしまう現実もあります。様々な事例を紹介しながら、参加者の皆様に実際に介護の体験もして頂きました。皆様の理解を深められる勉強会となったようです。